買いたがる脳、感想|ここらで広告コピーの話をします。|グーグルはこの方法で成功した。「私たちの働き方とマネジメント」グーグル会長エリック・シュミット著、感想

ここらで広告コピーの話をします。小霜和也著

ここらで広告コピーの話をします。の中で気になった言葉

P42
広告コピーとは価値が最大化されるように商品を「定義付け」するものである

P49
企業や商品の価値を最大化するのはタグラインである

P67
(意訳)
広告コピーとは
ターゲット(消費者)が価値を感じる状況を言葉で創りだす
こと

P257
(意訳)
どれだけ相手を喜ばせるかで報酬が決まる
スポーツ選手の年収が高いのはそれが理由

ここらで広告コピーの話をします。、感想

この本を読むまでは、
広告コピーとは奇をてらった文章のことで、商品が注目をあびることだと思っていました。
いわゆる面白いCMを考えることだと。
でも実際は、商品の価値を最大化するために文章、言葉、フレーズを考えることなのだとわかりました。
商品を作った側、開発した側は、その商品の特徴ばかりを強調し、実際にその商品を使う側、消費者の気持ちをわかっていないかもしれません。また消費者はその商品をどのように使うのかわかっていないかもしれません。
そんな時に、広告コピーにより、商品を定義付けして、消費者にこの商品がどのようなものであるかを認識させることができます。

買いたがる脳、デイビッド・ルイス

買いたがる脳の中で気になった言葉

明示的記憶:具体的に説明できる内容の記憶であるが、変化しやすい
暗示的記憶:潜在的な記憶で内容を説明できない記憶

購買行動を決めるのは暗示的記憶である

買いたがる脳、感想

 商品を購入するとき、自分の意志で商品を買っている場合もあれば、実は広告やお店の雰囲気で買っていることがあるということがわかりました。いわゆるコンビニに行くとつい購入する予定ではないものも買ってしまったという例が該当すると思います。それは、人間の中の暗示的記憶がそうさせている場合もあるらしいのです。
そのため、企業は多くのCMをテレビやラジオ、雑誌に掲載し消費者に購入させようとしています。つまり、知らず知らずのうちにどの商品を購入するのか洗脳されているみたいです。
 また、印象操作も行われていて、同じ少女が写った写真で、一方が高級住宅地、もう一方が貧民街の場合、高級住宅地で撮影した写真に写った少女は成績も良いという印象があり、逆に貧民街で撮影した写真に写った少女は同じ人物でありながら、平均よりも成績が悪いという印象を持たれたそうです。
これは、商品を販売する場合にも当てはまり、高級品を売るのに、安っぽいレイアウトで販売すれば、購入率は下がり、安っぽいものでも豪華なレイアウトにするとなんだか高級品を買ったかのように消費者は錯覚するということです。
 人間の心理は面白と思いました。
 

グーグルはこの方法で成功した。「私たちの働き方とマネジメント」グーグル会長エリック・シュミット著、感想

感想

グーグルというITの巨人がどのようにして社員を育て企業文化を育んできたのかを紹介した本です。
検索エンジンというインターネットに無くてはならない検索サービスからスマートフォンのOSアンドロイドやグーグルマップなどのサービスを多角的に展開するグーグルは多くの社員を採用してその社員、スマート・クリエイティブをどのように管理、マネジメントしていったのか。

この本は、グーグルがどうやって検索エンジンやアンドロイドをOS開発したのかなどの経緯や技術内容にについて書かれれいる本ではなく、グーグルに働く社員をどのように管理し、グーグルの企業風土、文化を作っていったのかについて説明された本です。
いわゆる管理職がどうやって部下を管理すればよいのか、小さなIT企業がどうやって企業風土を作ればよいのか参考になるかもしれませんが、結局のところ真似はできないでしょう。
それでも、あのグーグルがどうやってここまで成長できたのかなんとなくうなずける部分もありました。
採用された社員の意識が非常に高いということです。向上しようとする意識の高い人を採用しているように思えました。

「私たちの働き方とマネジメント」を読みました。その中で気になった部分をまとめていきます。

スマート・クリエイティブとは

スマート・クリエイティブとは、ITの世界で成功の鍵を握る存在であり高度な専門知識を持ち、経験値が高く、コンピュータのシステムの仕組みや理論を知る人材のこと。
スマート・クリエイティブを多く採用し管理できることが成功へとつながる。

アマゾン創業業者、ペゾスの「ピザ2枚のルール」

一つのチームはピザ2枚で足りる規模にすべきである。
大きくなればコントロールが効かなくなる。

市場調査ではなく技術的アイデアに掛ける

市場調査によって、消費者がほしい物をつくろう、製品に機能として追加しようとする会社は多いと思います。
アンケートを調査したり、コメントをくれる主婦たちを集めて座談会を行い、商品のどこが良いとか悪いとかを調べて次の商品の改良をしたり次のヒット商品への足がかりにしたりします。
 この市場調査は良い面もあり悪い面もあるでしょう。
しかし、市場調査によって得られた意見やアイデアが果たして、現在の商品や次の開発すべき商品に受け入れられるのかどうかははっきりしません。
意見を求められると人間は、どうでもよいことでもさも大事なように話すことがあったり、本来は重要な事でもすぐに思い出せなくてなんでもないことを話したりします。

つまり、市場調査によって得られるデータに左右されてしまい、本来の機能とはかけ離れた商品が販売されて売れなくなることがあります。
それよりも、スマート・クリエイティブたちが、自分たちの技術を信じて新しい商品やサービスを生み出すほうがよほどヒット商品や新しいサービスを生み出すことができるでしょう。

グーグルマップを初めて使った時、これが便利なサービスとは全く気づきませんでした。実際使ってみると初めて訪問する会社や知らない場所にあるお店に行く時に周囲の様子がわかりました。道路の幅が思った以上に狭くて路地みたいなところにあるお店だったり、車幅広い大通りだったりと従来の紙ベースの平面的で無機質な地図マップとは違ってとてもわかり易いと思いました。スマート・クリエイティブが自分たちの技術を信じて始めたサービスだからこそ便利なサービスに出来上がり、利用者もどんどん使うようになるのでしょう。グーグルの始めたサービスすべてが便利で使いやすいものではありませんが、技術的アイデアを優先してどんどんサービスを作り上げ、売上が少なくて見込みの無いサービスを閉鎖すれば済むことでしょう。

ラーニングアニマルを採用する

面接時間は30分以内に回数は5回以下にする

面接時間は短くして面接回数を増やす。
面接回数は回数が多くても得られる情報は少ない。かといって1,2回では少なすぎる。5回以下が最適である

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