風の谷のナウシカ 第4巻、感想ネタバレ、 土鬼王族の末裔チクク
昭和60年〜62年アニメージュ掲載
あらすじ
トルメキア軍に捕らえられていた多くの捕虜を開放したナウシカ。 トルメキア軍の占領している城から、捕虜たちが長い列を作って、土鬼軍側へ向かう。
捕虜の中で、ナウシカとやりとりをした者がいた。その者から事情を聞くチヤルカ。 土鬼軍参謀のチヤルカは、捕虜を開放したのが青い衣を着たナウシカであることを知る。
チヤルカは、青い衣を着たナウシカが土鬼の味方ではないかと思っていた。 ナウシカは、トルメキア軍と別れ、メーヴェという飛行グライダーで飛び立つ。
トルメキア軍のクシャナは、現在の悲惨な状況から脱出するには、船(飛行船)を友軍から奪い取るしか方法がなかった。 友軍は、クシャナの義理の兄弟皇子たちが指揮している。 義理の兄弟たちは、クシャナを憎み、クシャナも兄弟を憎んでいる。 友軍とはいえ、九紗那の軍にとっては、ほとんど味方ではなかった。
友軍の駐留地に船でたどり着き、船の奪取作戦を実行する。 しかし、虫たちの大群が突如現れ、船や軍人たちを襲撃した。 クシャナの船の奪取作戦は失敗する。それどころか、クシャナの部隊自体が危うい。 ナウシカの言っていたとおりに、心穏やかしたので、虫たちにおそわれなかった。
話変わって、ナウシカは、ある地方の池に降りる。
そこで、めしいの大僧正とチククに出会う。 チククは、まだ幼い子供であるが、念話が使える。
そこに、虫たちが押し寄せた。瘴気(しょう気)が濃く、今のマスクでは、毒に犯されることを察知したナウシカは、チククを連れしょう気から逃れる。
すると、土鬼の船からしょう気が大量に漏れていた。
虫たちは、土鬼の船の粘菌を食べて攻撃をしていた。
土鬼の船では、チヤルカたちが粘菌の繁殖、浸食を押さえようとしていたが、押さえきれない
そこへ、ナウシカがメーヴェで船の上方側に降り立つ。 船には、神聖皇帝が搭乗していて、ナウシカが青き衣を着た敵であると思い、ナウシカを念力で捕まえようとするが、チククの吹き矢に邪魔された。
ナウシカは、船に乗り込み、船を自爆しようとするチヤルカを助け、救い出す。 その後、メーヴェが壊れてしまい、ナウシカは、負傷する。
負傷して気を失ったナウシカをチヤルカは船に乗せて介抱する。
ナウシカと話すチヤルカ。
チヤルカは、能力を持たないが、チククが介在し、ナウシカと会話することができた。
ナウシカは、チヤルカに大海嘯の発生を説明する。
そのとき、船に残った粘菌が大繁殖しはじめ、ナウシカがいち早く気づき、粘菌を船から捨てる。
チヤルカは、ナウシカが敵でありながらも味方ではないかと気づき始める。
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関連リンク
風の谷のナウシカ 5巻 死を覚悟するナウシカ風の谷のナウシカ 7巻 最終巻 真実